自衛消防訓練に参加

まだまだ冷え込みも厳しい9日の朝、筆者(第一分団員)の住むマンションで、自衛消防訓練が開催されました。消防団、消防署とは関係のない自主的な訓練ですが、レポートします。

といっても訓練内容は至ってシンプルで、時間になったら各々が1階のエントランスホールに集合するというだけのもの。火災報知器も鳴動しません。注意事項はただ一つ、「エレベータを使わず階段で降りる」のみです。

エレベーターホールでは、この訓練を主催する管理会社の担当者が待機しており、『マンション防火のしおり』に基づき、火災時の対応について説明を受けました。

説明の中で、「このマンションは管理人が24時間常駐していないので、火災報知器が鳴動した際は、警備会社に自動通報される。消防署には直接連絡が行かないので、火災を現認したら、直ちに119番に通報してほしい」というのがありました。

(総務省消防庁のウェブサイトから転載)

言われてみたらその通りなのですが、火災報知器が鳴ったら消防車が駆けつけるのだろう、と漠然と思っていたので、これは勉強になりました。

また、ベランダから避難する際は、2階までの降下には避難ハッチに備え付けられたはしごを使用する一方、2階のベランダには避難ハッチはなく、1階へはベランダの手すりの外側に非常はしごを掛けて降りることも初めて知りました。

賃貸マンションということもあってか、訓練に参加したのは約60世帯のうち2世帯(!)でしたが、丁寧に説明してくださったご担当者の方、どうもありがとうございました。