第4分団研修旅行『岩手被災地』

京橋消防団第4分団は、2024年10月5日~6日 今年は、岩手被災地へ研修旅行をしてきました。

初日は、東日本大震災津波伝承館内の見学とパーク内 奇跡の一本松を含むガイドツアーに参加しました。

見学開始前の注意事項で、津波警報がでたときの避難方法の説明があり、緊張した気持ちで見学開始し、心が重くなりましたが、釜石東中学校、生徒・教職員が、事前に学んだ防災訓練と教職員のとっさの判断で、高台に避難させ、全員無事だったと話を伺い、日頃の訓練と備えと、とっさの判断力を身に着ける大事さが身に沁みました。 

『奇跡の一本松」甚大な被害が発生した震災でしたが、その中でも一本松の奇跡は復興に向かう人々の心の支えとなりました。 その後、海水によって根が腐り、松の木の枯死が確認されましたが、後世にもこの希望の象徴を残したいという想いから「奇跡の一本松保存プロジェクト」が立ち上がり、モニュメントとして保存整備された松でした。ですので、近くでみると支えられております。奥にみえる水門は、震災時は、消防団が手動で閉める役割があり、多くの消防団が亡くなった。二度とこのようなことがないように現在は、水門陸閘自動閉鎖システムとなり、本来の災害活動ができるようになっている。  

旅館も浜べの料理宿 宝来館 夕食後は、女将さんの語り部(津波にのまれ助かった実際のお話)を聞かせていただき、更に研修をしました。 

2日目は、陸前高田市消防本部を訪れ、講話研修会を実施頂きました。 

この2日間多くの事を学び、心がとても重くなりましたが、今を大事に過ごし、災害にあらゆる角度から、備えなければならないと思います。