令和7年11月1日、ご挨拶 ~地域と国内外を見つめて~


皆さま、ごきげんよう。

いつも京橋消防団ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日から11月が始まりました。今年も残すところあと2ヶ月となり、日に日に秋の深まりを感じる季節となりました。東京では街路樹が色づき始め、紅葉が見頃を迎える一方で、街には早くもイルミネーションの装飾、秋と冬が交錯する美しい光景が広がりますね。

この時期は空気が乾燥し、火災が発生しやすくなる季節でもあるため、地域の皆さまと協力して防火パトロールや啓発活動に力を注いでいます。特に11月9日から15日までは「秋の火災予防運動」が全国で展開されるため、私たち消防団にとっても地域の安全を守る重要な時期です。皆さまも、暖房器具の点検や火の元の確認をぜひ習慣にしていただければと思います。

国内情勢に目を向けると、今年も自然災害が多く発生した一年でした。台風や大雨による被害が各地で報告され、改めて防災や減災の重要性を痛感しています。被災地の復興はまだ道半ばであり、私たち一人ひとりがより一層の防災意識を高め、地域で助け合うことが求められています。また、少子高齢化や地方の人口減少といった課題も、地域の消防団活動に影響を与える大きな問題です。こうした課題に向き合いながら、地域の安全を守るために何ができるのか、これからも考え続けていきたいと思います。

一方で、世界に目を向けると、気候変動や国際情勢の緊張など、解決すべき課題が山積しています。特に気候変動による異常気象は、国内外を問わず、私たちの生活に直接的な影響を与えています。こうした大きな問題にも、地域単位でできることから取り組む姿勢が大切だと感じています。

これからさらに寒さが厳しくなりますが、温かい食事や季節の彩りを楽しみながら、心と体を整えて過ごしていきましょうね。忙しい日々の中でも、日常の小さな幸せに目を向けることで、前向きな気持ちを持つことができるのではないでしょうか。

11月も皆さまにとって素晴らしい月になりますように。そして、地域の安全、国内外の情勢にも少し関心を寄せながら、共により良い未来を目指していければと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ごきげんよう

#街の笑顔を守りたい

文責:京橋消防団広報編集委員

団本部