前京橋消防団長からの退任ご挨拶
私と京橋消防団との出会いは、昭和51年でした。
当時、銀座一丁目から八丁目の西側をエリアとする第三分団は、ポンプ操法のメンバーにも窮する、有名無実の分団でした。
この状況ではいけない。立ち上がったのは、町会や企業の皆さん、中央区や消防署の皆さんでした。
その年の 6 月、第三分団は再編成し、再出発しました。
消防団は、火災の時に消火活動をする。これも重要な任務。でも、 町のために
何かをしなければ 。町会・企業・ 中央区・ 警察署・消防署の皆さんと打ち合わせ
を重ね、現在も継続している「銀座震災訓練」を立ち上げました。
いま、令和4 年 。 その間、京橋消防団は 火災等の災害に出場する等、 数々の活
動を実施し、また、東京都消防操法大会の優勝を始め、多くの実績を重ねてきました。
私は、3 月末日で消防団長の職を退き、京橋消防団を退団いたしました。
消防団員はいつでも街の防災リーダーです。 後任の守本団長を主軸に 、京橋消防署との連携を深め、第一分団から第七分団の全団員が心を一にし、 火災・地震・風水害など、災害対応にご活躍されることを期待いたします。
団員の皆さん、そしてご家族の皆さん、共に健康に留意され、益々のご健勝、ご活躍を祈念致します。
前京橋消防団長
保坂 憲治