東京消防庁震災訓練
11月25日、京橋消防署ご指導のもと、震災訓練を実施しました。
今年2023年は、1923年(大正12年)に発生した関東大震災から、100年にあたります。関東大震災は、広い範囲に甚大な被害をもたらし、死者・行方不明者が推定10万5,000人といわれています。強風による延焼と水道管の破裂によって、火災が3日間続いたとされ、近代日本において最大規模の被害でありました。
本日の訓練は、午前7時30分から8時過ぎにかけて、震度5弱から震度7の地震が複数回発生し、火災が起きたことを想定して、消火活動を繰り返し繰り返し行いました。
また、タブレットやMCA無線を活用して、情報収集や団本部との交信をするなど、通信機器の取り扱いも確認することができました。
大規模火災においては、消防署員と消防団員が別々に活動する場面が考えられることから、消防団員が自律的に現場対応することを意識した訓練でもありました。
そして何より、他分団の先輩方々にも丁寧に教えていただき、多くのことを学びました。
地域の皆さまにも、関東大震災100年を契機に、防災について考え、災害に備える機会としていただければと思います。
#街の笑顔を守りたい