家族の健康を守るために:家庭用AEDを設置しました


ごきげんよう
今月、私の父が75歳の誕生日を迎えました。この節目を機に、父の健康について改めて考える時間を持ちました。そして、「もしもの時」に備えるために、家庭用AED(自動体外式除細動器)を設置することを決断しました。

なぜ家庭用AEDを設置したのか?

心停止は、予測が難しい突然の出来事です。総務省消防庁のデータによると、心停止の約7割が自宅で発生しているそうです。さらに、AEDを使用することで生存率が大幅に向上することが分かっています。しかし、自宅にAEDがない場合、近くの設置場所まで取りに行く時間的余裕はほとんどありません。

特に高齢者がいる家庭では、迅速な対応が命を救う鍵となります。父が75歳を迎えたこのタイミングで、家族の命を守るための備えとしてAEDを設置することにしました。

家庭用AEDの設置で得られる安心感

AEDを設置したことで、家族全員が「もしもの時」に迅速に対応できるという安心感を得られました。特に、以下のようなメリットを感じています:

  1. 緊急時の対応が早くなる
    突然の心停止が起きた際、すぐにAEDを使用できる環境が整いました。これにより、救命率の向上が期待できます。
  2. 家族全員が健康を意識するきっかけに
    AEDの設置をきっかけに、家族で健康について話し合う機会が増えました。定期的な健康診断や食生活の見直しも進めています。
  3. 地域への貢献も視野に
    自宅にAEDがあることで、近隣で緊急事態が発生した場合にも対応できる可能性があります。地域の安全にも役立つと考えています。

AEDを設置する際に気を付けたポイント

家庭用AEDを設置するにあたり、以下の点を重視しました:

  • 設置場所
    家族全員がすぐに取り出せる場所に設置しました。特にリビングや寝室の近くがおすすめです。
  • 使い方の習得
    家族全員でAEDの使い方を確認し、心肺蘇生法(CPR)も学びました。地域の救命講習会にも参加予定です。
  • 定期的な点検
    AEDは定期的なバッテリーやパッドの確認が必要です。これを忘れないよう、スケジュールに組み込むことにしました。

最後に

家族の健康を守るための備えとして、家庭用AEDの設置は非常に有意義な選択でした。もちろん、AEDを使う機会がないことが一番ですが、「備えあれば憂いなし」という言葉の通り、これからも家族全員で健康を意識して生活していきたいと思います。

皆さんも、大切な家族のためにAEDの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
突然の心停止への備えが、命を救う大きな一歩になるかもしれません。

ごきげんよう

#街の笑顔を守りたい

文責:京橋消防団広報編集委員

団本部


一般市民によるAEDの使用が認められてから、20年となりました。

https://aed20th.com