「消防団員、家族の一員として音楽健康法を取り入れる」


ごきげんよう!
私は消防団員として地域の安全を守りながら、家では高齢の父と一緒に暮らしています。消防団の活動はもちろん充実していますが、忙しい日々の中で心身の健康を保つことはとても大切だと感じています。特に、父との生活では、介抱やサポートの中でどうしてもストレスや疲労が溜まりがちです。そんな中で私が取り入れているのが、「音楽健康法」です。


音楽健康法との出会い

消防団の訓練や出動の合間に、ふと流れたクラシック音楽を聴いたときのこと。緊張感の中で少し肩の力が抜けるのを感じ、音楽が持つ力に気づきました。それから、音楽を日常に取り入れるようになりました。特に、父も音楽が好きだったこともあり、家での時間に音楽を流すことが自然と増えました。


父との音楽時間

高齢の父は、昔懐かしいクラシック・演歌や昭和歌謡が大好きです。夕食後には一緒に音クラシカルBGMをスマートスピーカーでリクエスト曲を自動選曲し流しています。父が若い頃によく聴いていた曲をかけると、当時の思い出話が始まり、自然と会話が弾むんです。認知症予防にも良いと言われている「回想法」にもつながっているのかもしれません。

最近では、父がくちずさむのを手拍子で応援したり、一緒に歌ったりするのが日課になりました。音楽を介してコミュニケーションが増え、父の表情もどんどん明るくなっている気がします。


消防団活動にも役立つ音楽

消防団の活動は、緊急時の対応や訓練など、体力も精神力も必要とします。そんな時、私は移動中や休憩中にリフレッシュできる音楽を聴いています。アップテンポな曲で気分を高めたり、落ち着きたい時にはヒーリングミュージックを聴いたりと、シーンに合わせて音楽を選ぶことで、心のバランスを保っています。

また、仲間と食事をする時には、みんなが好きな音楽を流してリラックスした雰囲気を作ることもあります。音楽には、人と人をつなぐ力があると改めて感じます。


音楽健康法を取り入れるポイント

私が実践している音楽健康法を、簡単にご紹介します。

  1. 自分や家族が好きな音楽を見つける
    父が好きなクラシック・演歌や昭和歌謡、私が好きなクラシック・演歌やJ-POPなど、ジャンルを問わず楽しんでいます。
  2. シチュエーションに合わせた音楽を選ぶ
    朝は元気が出るような明るい曲、夜はリラックスできる静かな音楽を流すようにしています。
  3. 一緒に歌う・体を動かす
    父と一緒に歌ったり、手拍子をしたりすることで、自然と身体も動き、良い運動にもなります。
  4. 無理なく日常に取り入れる
    音楽を聴く時間を特別に設けるのではなく、食事中や休憩中など、日常の中で自然に取り入れることが続けるコツです。

音楽が教えてくれたこと

音楽は、心を癒し、家族や仲間との絆を深める素晴らしいツールだと実感しています。消防団員としての緊張感の中でも、音楽を通じてリフレッシュすることで、より良いパフォーマンスができるようになりました。そして何より、父との時間がより充実したものになったことが何よりの喜びです。

これからも音楽健康法を取り入れながら、地域のため、そして家族のために頑張っていきたいと思います!


最後に

もし皆さんも音楽健康法に興味があれば、ぜひ試してみてください。お気に入りの曲を聴くだけでも、きっと心が軽くなるはずです。音楽が日常に少しでも彩りを与えてくれることを願っています!

ごきげんよう

#街の笑顔を守りたい

Smile

文責:京橋消防団広報編集委員

団本部