消火栓標識への配慮を忘れずに
ごきげんよう
みなさん、街中でよく見かける消火栓標識をご存じでしょうか?
赤い丸の中央に【消火栓】・【防火水そう/防火水槽】と書かれた標識が設置されている場所は、消火活動のための重要な設備を示しています。消火活動や訓練で消防団や消防士さんが迅速に水利を確保するために欠かせないものです。
また最も大切なのは有事の際、迅速に位置を発見しなければなりません。
しかし、最近、この消火栓標識に自転車のワイヤーロックをかけたり、シールを貼ったり、さらには落書きをするなどの行為が見られることがあります。これらの行為は、見た目の問題だけでなく、実際に緊急時の消火活動に支障をきたす可能性があります。


消火栓標識は「公共性の高い設備」
消火栓標識は、私たちの安全を守るために設置されています。火災が発生した際、消防隊が消火活動を迅速に行うためには、周辺の消火栓を正確に把握する必要があります。標識が見えなくなったり、誤認されるような状態になってしまうと、命を守る活動に支障をきたしてしまいます。
消火栓標識へのいたずらは絶対にやめましょう
以下のような行為は絶対に避けてください:
- 自転車のワイヤーロックを消火栓標識にかける
- シールを貼る
- 落書きをする
- 標識を破損させる
これらの行為は、法律的にも問題があるだけでなく、地域の安全を脅かす行為です。
私たちにできること
私たち一人ひとりが、消火栓標識の重要性を理解し、適切な扱いを心がけることで、地域の安全を守ることができます。もし標識が破損している・傾いている・倒れているのを見かけた場合は、速やかお住まいの地域を管轄する防火協会・自治体や消防署に連絡しましょう。
image
消火栓標識は、私たちの命を守るための大切な設備です。
小さな心がけが、大きな安全につながります。ぜひ、みなさんも消火栓標識への配慮を忘れずに、地域の安全を守るためご協力とお願いを申し上げます。
ごきげんよう
#街の笑顔を守りたい
文責:京橋消防団広報編集委員
団本部
Archives ~