特別区消防団手話技能講習

本日、特別区内20消防団合同での手話技能講習が実施されました。聴覚障害者への配慮や対応力を向上させることが目的です。

各消防団に配置されているタブレット端末を使用し、それぞれが消防団本部でオンライン受講を致しました。

午前3時間、午後3時間プラス事後アンケート入力もあり6時間超に及ぶ長丁場でしたが、とても有意義に楽しく学ぶことができました。

聴覚障害者はサイレンや警報・ラジオ等の音声や、雨風等様々な音が聞こえません。119の電話通報にも助けが必要です。また避難所で物資や食料の配給に関する連絡や情報を得られないケースもあります。夜に停電すると手話や筆談もできなくなります。もしもの時に少しでも役立つよう日頃から手話を覚えておきたいものです。

地震を表す手話

火事を表す手話

ありがとうの手話

自己紹介や交流で使える基本的な単語や例文に加え、緊急時の火災・地震・風水害・救急に関する単語や例文について数多くの手話を学びました。

京橋消防団では毎年一度2時間程度の手話講習が実施されてきましたが、コロナ禍でしばらく実施されず…今日は久しぶりにたっぷり反復練習をすることができました。