防災士育成研修1日目を終えて
ごきげんよう
本日、防災士育成研修の初日が無事に終了しました。
研修の始まりは…。約一ヶ月前に防災士教本が自宅に送付されて来て、eラーニングにて必須履修課題をクリアしないと研修にすら受講することができません。
教本は389を超えるページ数で内容は細分化され構成されております。
この研修は、地域の防災力を高めるために必要な知識とスキルを身につけることを目的としておりますので、多くの参加者が熱心に取り組んでいる姿が印象的でした。
初日のカリキュラムでは、防災士に期待される役割や活動についての講義が行われました。防災士は、災害発生時に地域住民を支援し、迅速かつ的確な対応を行うことが求められます。そのため、平常時からの準備や訓練が重要であることが強調されました。具体的には、地域住民への防災意識の啓発、避難所の運営支援、さらには災害時の情報収集と共有など、多岐にわたる活動内容について学びました。
また、中盤のセッションでは「HUG訓練」が実施されました。この訓練は避難所運営ゲームとして知られ、避難所運営における課題やトラブルをシミュレーション形式で体験するものです。参加者はグループに分かれ、それぞれの役割を担いながら避難所運営の模擬体験を行いました。限られた資源やスペースの中で、どのようにして効率的かつ公平な運営を実現するかについて議論が行われ、非常に実践的な内容となりました。
初日を終えて感じたことは、防災士として必要なスキルは単なる知識だけではなく、現場での柔軟な対応力やコミュニケーション能力も重要であるということです。災害時には、状況が刻一刻と変化する中で適切な判断を下す必要があります。そのためには、日頃からの訓練と経験の積み重ねが欠かせません。
明日からはさらに実践的な内容と防災士資格取得試験が予定されています。参加者全員がこの研修を通じて成長し、自分たちの地域で防災士として活躍できるようになることを願っています。明日も引き続き研修の様子をレポートしていきますので、ぜひご期待ください。
6グループの大切な仲間
お顔出しのご快諾頂き、ありがとうございました。
ごきげんよう