「つきじ獅子祭」で感じる築地の伝統と歴史

ごきげんよう!

今日は築地にある波除神社と、この神社で行われる伝統的な御祭り「つきじ獅子祭」についてご紹介します。

波除神社は、江戸時代初期の萬治二年に創設された神社で、波風を穏やかに鎮める神力で知られています。
この神社を代表する行事といえば、大きな獅子頭を担いで見事な巡行を行う「つきじ獅子祭」です。


江戸時代中期には「東都歳時記」にも御祭りの様子が記されるなど、古くから築地の人々に親しまれてきた由緒正しい行事です。 一度、関東大震災によって獅子頭は失われましたが、大正時代に新しい宮神輿が完成。
その後、平成の時代には石川県の職人の協力を得て「天井大獅子」や「お歯黒獅子」が見事に復活しました。

また、女性だけで担ぐ区間が設けられるなど、参加の新しい形も試みられています。
さらに、平成24年には龍の頭と虎の頭が蘇り、初めて雌雄で構成された大獅子が街を巡るようになりました。
伝統を重んじつつ現代的なアレンジも加わったこの祭り、築地の歴史と活気を直に感じたい方にはぜひおすすめです。
この魅力的な御祭りを一度味わってみてはいかがでしょうか。

終わりに… 
今回、京橋消防団は御祭りの安全を守るために「消防特別警戒」を実施します。

え?「特別警戒」って何するの?って思ったそこのあなた!
それはもう、御祭りの裏でキラリと光るプロフェッショナルな活動ですよ。
火の用心から緊急対応まで、消防団員の視線は、常に優れたカメラレンズのように360度目を光らせています!(想像するだけで心強い!)
そんなカッコいい消防団員さんたちも、実は普通の町のお兄さん・お姉さん・おじさん・おばさんなんです。

もし見かけたら、気軽に声をかけてみてください。きっと照れながらも喜んでくれるはず!

ごきげんよう