警防団の足跡と銀座の記憶
1945年1月27日、戦時下の銀座四丁目交差点で、アメリカ軍B29の爆弾が炸裂しました。鳩居堂前の地下鉄A2出入口付近に着弾した爆弾は銀座線のトンネルを貫通し、水道管を破裂させ、冠水は京橋駅まで及びました。

現在の銀座駅の壁面や銀座通りには、当時の復旧工事や空襲の痕跡が今も残っています。また、この地域では、消防団の前身である警防団が空襲下の消火活動にあたった記録も残されています。
A2出入口手前の車道の盛り上がりが補修の痕跡と言われています。
銀座の賑わいは、長く続く平和によって支えられてきたものです。その尊さを、改めて心に留めていただければと思います。
(文責:第三分団)

