「自分たちの街は自分たちで守る」を目指して。 令和7年度中央区消防団合同点検
こんにちは。第一分団の新人です。2025年9月21日(日)に「令和7年度中央区消防団合同点検」が中央区 浜町公園運動場で開催され、私は今年始めて参加をしてきました。

(写真)合同点検中の一斉放水の様子です
中央区消防団合同点検とは中央区に所属する消防団が一堂に集まり、それぞれの分団に「救助・搬送支援」、「安全監視」、「参集・救助・応急手当」、「一斉放水」、「救助・破壊」、「火災警戒・消火」という役割が割り当てられ、各分団が連携・協力をしながら大規模地震が発生した際の対応を模擬的に行うものです。
模擬的とはいえ始まったら皆必死に声を出し合いながら真剣にそれぞれの任務を遂行します。
目指しているのは「自分たちの街は自分たちで守る」。
大げさに聞こえるかもしれませんが、2024年に発生した能登半島地震でも消防団のメンバーたちは、自身も被災しながらも地域住民の命を守るために懸命な活動をし、大いに貢献をしたという話を聞きました。
こんな話も。【能登半島地震】消防団奮闘 6人救出 能登町松波 あの日の経験(出典:中日新聞)

(写真)各分団が連携をしながら被災者の救助を進めていきます
それぞれの分団が協力し合ってシームレスに連携をして救助活動を行う。やはり実践的な訓練の積み重ねが有事において自然と体が動くようになるために必要なのだなというのを実感しました。また、見に来てくださった方や来賓の方からも良い評価をいただき、それもモチベーションになりました。

(写真)山本中央区長はじめ多くの来賓の方のほか、一般見学の方にも来ていただきました
【ここからはお知らせ】
10月5日には中央区の各地で防災訓練(正式名称は「防災拠点運営委員会訓練」)が開催されます。
https://www.city.chuo.lg.jp/a0010/bosaikyoten.html
こうした訓練で学んだことがいざという時に大切な人を守ったり、今住む大切な街を守ったりすることに繋がるかもしれません。日曜日の開催にはなりますが、午前中の1時間ほど、是非実際に来て、体験をしてみてほしいなと思います。

(写真)最後はみんなで「集合!」
第一分団