「つきじ獅子祭」で消防特別警戒

築地のまちに夏の訪れを告げる築地波除神社の例祭「つきじ獅子祭」が、今年は6月10日から14日まで開催されました。第6分団は祭りの盛り上がりが最高潮を迎える最終日の14日、渡御祭の「消防特別警戒」を行い、川名分団長をはじめ5人の団員が参加しました。

今年は陰祭りの年ですが、神社創建370年記念事業第1期として新たに制作された天井大獅子の台座と傘鉾(かさほこ)のお披露目も行われました。当日は神社千貫宮神輿と天井大獅子(黒い雄獅子)の2基が担がれ、多くの人の注目を集めました。

関東地方は梅雨入りを迎えていますが、この日は曇り。少し湿気を感じる一日でしたが、時折心地よい風が担ぎ手たちを包みました。活気ある掛け声が響き渡り、沿道には多くの観客が詰めかけました。

消防団は火災や風水害などの災害時に消火や避難誘導といった活動に従事すると同時に、こうした地域の大切な行事を支えることも重要な役割のひとつです。

祭りの主役は担ぎ手やおはやしの皆さんです。われわれ団員はその傍らで、AEDなどを携行しながら安全を見守り続けます。その存在に気付かない人も多いことでしょう。しかし、気付かれないということは、行事が無事に進んでいるということでもあります。

今年の獅子祭でも消防団が目立つ場面はありませんでした。それが何よりでした。

担ぎ手でもなく、観客でもない。少し横から見つめる神輿や大獅子、そしてそれを取り巻く人々の笑顔は、今年もまた格別に美しく見えました。

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