ロープ結索や資機材の吊り上げ・吊り下げ要領を学ぶ【消防職員と連携した実践的訓練・7月期)

令和8年度から京橋消防署では、管轄区域内の消防団員を対象にした「消防職員と連携した実践的訓練」を月1回開催しています。

7月期の訓練は7月11日に開催され、各分団から25人が参加しました。この日のテーマは①基本的な結索要領②資機材の吊り上げ及び吊り下げ要領です。少し専門的な表現ですが、①はロープなどの結び方、②はその応用として消防活動に必要な資機材を吊り上げたり吊り下げたりするための技術を学ぶ内容です。どちらの訓練でも、ロープの結び方が基本となります。

まず動画を見ながら、巻き結びや本結びなど使用頻度の高い基本的な結び方について学びます。その後、3班に分かれ、小綱と呼ばれる細いロープを使って実際にさまざまなものを結んでいきました。指導を務める消防職員は「ロープの方向を理解しながら結ぶことが大切」「力をかけたい方向と反対側から」など、結ぶ際のポイントを丁寧に説明。参加した消防団員からは「何回も練習をして、体に覚え込ませなければ」といった声も聞かれました。

その後、訓練は応用編へ。屋上を利用し、高低差がある場所での資機材の吊り上げ・吊り下げ方法を学びました。はじめに、はしご隊の隊員が、ポリタンクやとび口、消火用ホースなどをロープで固定し、屋上へ吊り上げて再び地上へ戻す一連の動作を実演。迅速かつ確実な固定が重要であることが伝わってきました。続いて消防団員も順番にホースなどをロープで固定し、屋上の団員と連携しながら吊り上げや吊り下げの手順を確認しました。

この「実践的訓練」は、災害発生時に消防団員が現場で対応する力を高めることを目的として、本年度から始まりました。毎月テーマを定め、実技を交えながら具体的な対応方法を学んでいます。現場で活動する京橋消防署の職員から直接指導を受けられるこの訓練は、災害時の対応だけでなく、日頃から何を意識して備えるべきかを学ぶ貴重な機会となっています。

京橋消防団は、地域の安全・安心を守るため、さまざまな活動に取り組んでいます。消防団活動に興味のある方は、ぜひ団員募集ページからお問い合わせください。

7月期訓練のハイライト動画です↓